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タイル

外壁のタイルメンテナンスには、タイル洗浄とタイルの貼り替えがあります。

タイル洗浄

白色、淡色系の外壁タイルは新設時は大変美しいですが、年月の風雨により汚れが目立ってきます。 これを放置しておくと通常の洗剤では下記の様な汚れは、どうしても取れ無くなります。 放っておくと、汚れ落としが非常に困難になります。 それを防ぐには、日頃からの定期的なメンテナンスが必要となります。その中の汚れの白華現象というものがあります。

白華(はっか)現象とは

白華現象というのをご存知でしょうか。 白華現象とは水がタイルの裏側より入ると、水はセメント中の石灰成分を溶かし、水酸化石灰 Ca(OH)2 になって目地部から滲み出てきます。 そして空気中の炭酸ガスと結合して石灰石 (CaCO2) となって白くタイル面を汚します。この現象を 「白華現象」 とも 「はなたれ」 とも云います。 鍾乳洞で鍾乳石が出来るのと同じ原理です。

白華現象の対策

白華を放置しておくと、建物全体の外観を損ねる原因になります。セメントを使用する工事は、「白華が発生する可能性がある」ということになります。 すなわち、コンクリートやブロック済み、あるいはタイル張りに至るまで白華現象が発生する可能性があります。みすぼらしい外観になってしまったと嘆いているだけでは、取り返しのつかないことになってしまいます。そこで、早急に対処することで、白華を取り除いていくことが必須になります。その他にもタイルの汚れには黒ずみなどの汚れがあります。

タイルの黒ずみの原因

新しいときは真っ白で綺麗だったタイルも年月が経つにつれ黒っぽくなってきます。黒ずみは景観にも建物自身の価値も下げてしまう要因です。タイルに着いた黒ずみの原因とは土砂や汚れが付いたあと、雨が降り、汚れた水となってタイル壁や床にたまったままになったのがそもそもの原因です。その後乾燥してより頑固に付いてしまったこと、それが何度も何度も繰り返された結果、固い黒ずみ汚れなってしまいます。こうなってしまいますと、なかなか、簡単には掃除はできません。

タイル洗浄

タイル洗浄は非常に強力な薬品を使用します。そのためその薬品が残らない様しっかり洗い流さなければなりません。
  • 施工面全体を、水で充分に濡らします。
  • 汚れに応じて原液~5倍希釈し、ハケ、ブラシ、ローラー、モップ等で均一に塗布します。
  • 3~5分放置後、ブラシ等でこすりながら黒ずみを重点的に全体もナイロンタワシやブラシで洗います。
  • その後高圧洗浄機で十分薬剤・汚れを洗い流します。

タイル貼り替え

タイル張りの外壁は重厚な雰囲気があり、タイル張りのマンションなどそれだけでも価値がある資産です。 ですが、地震国の日本ではひずみやセメントの痩せなどからタイルが浮いてきたり、振動でタイルが割れたりし、タイルが落下し、怪我をさせてしまう事故があります。足場から普段メンテナンスが行き渡らない場所など、打診検査や目視でのタイル割れを発見できます。

目地カット

割れているタイル目地をグラインダーを用いカットすることで、生きているタイルの損傷を抑える

はつり作業

ハンマーとタガネを使い割れているタイルを除去

タイル補てん

タイルには数多くの種類があります。建物によって、細かいカットを要するタイルの形状もありますが、その際は現場でその形状に合わせてカットしていきます。

目地充填

タイルの隙間から雨水などが入り込まないよう目地でタイルの周りを固めます。

目地材ふき取り

水がついたスポンジで目地をならし、雑巾等で水拭き、乾拭きをし完了です。
 

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